未知(道)との遭遇 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

まとまった時間があると、山ごもりをしてしまう私。

 

 

 

 
妻から
『何が楽しいん?』と不思議がられるのですが、正直、それに明快に答えられないです。
実際一般人からすると、ほんとに変態でしかないとだと自分でも思うので、変態活動!と呼んで活動しております(笑)
 
楽しんでいるのか?って言われると、半分以上はただただ苦しいだけだし、だから妻には『修行』って答えておきました。
いや、実際、鍛錬というか、そういう色合いは濃いーです。
 
まだ、スキーの国体を目指していたころ(って今も気持ちはあきらめていないけど!)って、ゲレンデにあがっても、ただただひたすらに、理想の滑りを追求して滑る日々で、周囲と会話を楽しむこともなく、ひたすらに一本滑っては、自分の滑りを分析し、次はこうしよう、今のはこうだったって、考えるばかりで、楽しんでいるのか?と問われると、ただただ楽しいのとは全然違っていたように思うので、今やっていることも、実はそのころと大して変わらんんなぁと最近気づいた次第です。
 
ただ、それでもまったく楽しんでいないかというと、決してそうでもないです。
今回は、今年度(令和元年5月開通)国道482号線が鳥取、兵庫感が開通した道を攻めてみようとはじめて足を踏み入れました。
 
冬季間は車両通行止めですから、もちろん徒歩(徒走?)での乗り入れ。
 
いろんな意味で驚きの道でした。
国道!と名はつくものの最小幅員2.3mぐらいな細いところもあるし…法面保護のネットの数々あるし…全面舗装路だし…、と語るときりがないのだけど、ともかく初の482号線は、鳥取がより身近になったんだなぁという感慨深いものになりました。
 
数年前から氷ノ山系に足を踏み入れ、いろいろ踏査しています。
つい先日も、小代越え(小代と鉢高原をまたぐ峠)からの、和牛のふるさと熱田を攻めてみたり、以前には私の家の前を貫く、県道茅野福岡線を踏査すべく、野間峠(小代とハチ北をまたく峠)を超えてみたりもしました。
 
何百年も前からある古道がいたるところにあり、当時の生活者が、こういった山道を超えながら、人の往来をしていたんだなぁと、感じいっており、まさに未知(道)との遭遇なわけであります。


 
この写真は、氷ノ越といって、鳥取若狭から、養父市大久保に抜ける、いわゆる氷ノ山の登山道なわけですけど、伊勢道と書いてあることから、昔の若狭の人がここを越えて、伊勢講などをやっていたのかなぁと、昔に思いを巡らせています。
 
この修行の結果が私の人生にどういう影響を及ぼすのかわかりませんが、遭難しない程度に、今後も変態活動がんばります!