本日、新聞報道にもありましたように、香美町のオリンピック事前キャンプの招致を断念することになりました。
オリンピック事前キャンプの委員長として、その責任を全うできなかったことを深くお詫び申し上げます。
誘致に向けてのパンフレットの作成、招致活動のための渡航費などの多額の費用の負担も香美町にはお願いをしました。
何より、誘致成功にむけて、香美町出身の著名な方々、オリンピアン、アーチェリー関係者にもさまざまな方々に多くのご協力をいただいきました。
地元の小中学生、団体の皆様にも支援活動の輪を広げていただきました。
それらの活動が実を結ばなかったことは、すべて私自身のリーダーシップの欠如でした。
あと半年後に迫ったオリンピック。
東京だけのイベントにとどまらず、自分たちの町もそこに加わり、一緒に喜びを分かち合いたい。
そして、こんな小さな町でも、チェレンジすれば夢がかなう…そういう未来へ希望をつなげるような取り組みにしたかったのですが、それがかなわなかったことがまことに残念でありません。
2015年度からスタートした招致委員会は、正式な会議で22回実施しました。
それ以外にも、東京、大阪、神戸、2度にわたる渡仏など、一縷の望みがあるならば、とにかく足を運び、そのわずかなチャンスでもなんとかものにしたい、そうもがいた4年でした。
香美町のまちづくりはこれで終わったわけではなく、むしろ年々深刻化する課題に、真正面から取り組んでいかなくてはなりません。
これまで得た経験を糧に今後も、町の維持発展のために、より一層努力していきます。