我が家でもそうだった。中学の成績がいいと、地元以外の高校を勧められる。なんか違和感。我が子たちは地元校で貴重な経験をし、進学して自分のやりたいことやってる。
— 小林良斉・美しい村に暮らす庭師 (@keirakuen) November 18, 2019
自分は地元校を応援したい。そこが無くなりいちばん困るのは我々の地域の子育て世代でもあるから。
カズさんのツイートからの自分の考えです。
親として、子どもには、広い視野をもって欲しいと願っています。
かつて、私が進路を考えるとき、そこの部分はずっと意識していました。
将来、家業を、継ぐことはずいぶん前から決めていたけど、外の世界をできるだけみておくべきだとは思っていました。
そのきっかけになったのは、中学の時に、初めて全国中学を経験したことでした。
当時兵庫県の中では比較的スキーもうまかったので、自分はけっこう天狗になっていました。
しかし、全国に出てもまったく歯がたたず、自分がいかに狭い中での考えだったのかを猛烈に反省をしました。
だから高校、大学とスキーをずっと続けるなかで、全国大会を目指して頑張っていた理由のひとつが、少しでも自分の知らない世界を押し広げることができたらというものだったように思います。
スキーを通じて、北海道、東北、甲信越など自分の知らない地域に行けたことが何よりも嬉しく、大学時代には先輩の強力な、リーダーシップもあり海外での合宿も経験することができました。北米有数のスキーリゾートにも行けたことで、多くの気付きがありました。
私たちのときと圧倒的に違うのは、インターネットが登場し、世界の情報が圧倒的な量で入ってくるようになったことです。
ただ、やはりネットの世界はバーチャルの世界であり、本当に自分の腹落ちするところになるためには、やはり自分の足で外に出て、直接見るに限ります。
うちの息子も地元高校でお世話になり、多くの経験をさせていただいていて本当にありがたく思います。
しかし、同時に外の世界を見るような経験をできるだけ積んでほしいとも思います。