昨日は、香美町山岳救助隊の秋季訓練と反省会(という名の懇親会)。
出動する機会がないことがほんとうはいいのですが、山岳という特殊条件で発生するさまざまな事案になったときに、専門性を発揮して活動する会です。
残念ながら5年に一度ぐらいの感じで事案が発生します。
そういうときに備え、現地の山の状況を把握したり、技術を磨いたりするのが、この訓練です。
懇親会では、隊員の中に、猟師さんがいて、その人が仕留めたお肉もふるまわれ、絶対に普通では味わえないものをいただきました。
消防団と少し異なるのは、みんな山好きってこと。
ある人は山岳でのガイド、ある人はクライマー、ある人はスキー、それぞれが「山」が好きだけれど、それぞれがもっている、し好はけっこう異なります。
だから、それぞれが自分が持っていないものを持っているので、お互いにリスペクトする雰囲気がとても好きです。
よく考えてみれば、人の集まりって100人いれば、100人の人生の歩み方、し好があります。
こうやって、相手をリスペクトするという立ち位置があるということによって、お互いがハッピーな気持ちでいられるし、そしてまたその人の持ち味も発揮できれば、その組織がとても厚みのものになるのだなぁって改めて気づきました。