Masaki Nishimura 西村 昌樹@masakinishimura
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2019年04月25日 16:25
最近、建築雑誌などを見ると、カフェかと見まがうようなオフィス特集などをやっていたりしますね。
おそらく、昔の概念だと、
『仕事の場面に、遊びのような空間を用いてけしからん!』
ということだったのだと思います。
大手企業になればなるほど、仕事に対する成果への期待は厳しいので、一見矛盾しているようにも見えます。
そもそもお金がなければ、そういった空間すら構築するのは不可能なのですが、昨今、そういう空間を一生懸命作ろうとしている理由について、自分なりに考えてみました。
ひとつは優秀な人材の確保です。
給与面での待遇がもし同じだとしたら、おしゃれなオフィスで働くのと、無機質なオフィスで働くのとどちらを選択するのでしょうか?
言わずもがな、もし同じ待遇面だとしたら、前者を選ぶのは間違いないでしょう。
もう一つは、オフィスというものの概念が大きく変わってきたことによるものです。
昔『事務所』と呼ばれていた時代。
コピー機、事務机、、各種資料…
『事務』仕事をするためには、一カ所に集まることが最も効率がよかっのですね。
紙資料が大量にあり、それらを効率よくさばくことが求められました。
私も今カフェの一角でこの原稿を書いていますけど、今はオフィスの環境が『事務所』から離れ、ボーダーレスになり、パソコンがあり、インターネットが使える環境であればどこでも仕事ができるようになってきました。
今やテレワークの時代です。在宅での勤務も当たり前になってきました。
そして、機械的にさばく事務仕事は、AIが代替えすることが可能になりました。
ひとが集まって仕事をする理由。それは、新しいコトを創造するためです。
人が会話や議論を通じて新しいアイデアを生み出し、それを形にすること。それが人ができる随一の仕事になってきました。
だから、創造性が発揮できる環境をいかにつくっていくか…そういうことが重要になっている。
それが今のオフィス環境が変化している理由だと私は思っています。
10年後もしからしたら、ヘッドオフィス(本社)という概念すら、なくなっているかもしれません。
自分の家、カフェ、レストラン…そういうところが普通の仕事の場になっているのだろうと私は思います…。
環境を変えることで、頭に刺激が加わり、創造性が発揮できるのは皆さんもご承知のとおり。
そんなわけで、私も、ちょっとコーヒーをすすりつつ、仕事に励みます!