昨日が、東日本大震災が起きた日であることは周知の事実です。
8年目を迎えて、自分の中でもどうも釈然としない気持ちをぬぐえませんでした。
今朝、知人のリツイートから、下記のコメントを見つけました。
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— 蒲鉾本舗高政 (@takamasa_net) 2019年3月11日
心を込めて今年も!
3月11日が誕生日・結婚記念日など祝いの日の皆さん、おめでとうございます!
私には震災で祖父が亡くなった命日ですが、今を生きている誰かの大切な日でもあります。
3.11と3月11日は違うんです。
周りの方もおめでとう!と言ってあげてください。
素敵な1日になりますように!
このツイートをみて、私のもやもやとした感情をすべてはらしてくれたような気持ちになりました。
蒲鉾本舗高政さんは、女川町の方とのこと。
まさに被災地域真っただ中の方です。
そんな方だからこそ、彼のツイートは、とても真正面で受け止めることができます。
私のような兵庫の辺境の地にいたものが同じコメントを発したとしたら、世の中から袋たたきにあっていたかもしれません。
いつまでも悲しみの中に浸っていなければいけないのか…
この日の報道には、常にそう思わせてしまうものがあります。
しかし、もう8年です。
それは過ぎ去った過去のこととして、次の未来に向かって、たくましく、力強く生きていかなければいけないんじゃないか…
そんなふうに思うわけです。
そして、このツイートのように今日の日に最大の喜びを享受する人もいるはずなのです。
もし、3月11日に震災を語るのだとするなら、未来に向けた希望や夢を語りましょう。
ゼロから今日まで積み上げてきたことを誇りましょう。
もう悲しみは十分です。