昨日、一昨日とイマトクカップハチ北モーグル大会が開催され、私は2日間ともスタート係です。
記事書こうと思って寝落ちしてしまったやつ… https://t.co/BQ4pBpbGfb
— Masaki Nishimura 西村 昌樹 (@masakinishimura) 2019年3月2日
おはようございます!
— Masaki Nishimura 西村 昌樹 (@masakinishimura) 2019年3月2日
本日もスタート係な私だす…
今日も熱い戦いになりそうです。#ハチ北 #hachikita pic.twitter.com/hidnzAhlk6
で、スタートにいて、ゴールの係とインカムで連絡をとり、選手をスタートゲートから、問題なくスタートしたかを誘導したり、確認するような役目なのですが、もうなんか一日終わったらぐったりで爆睡。
別に自身が滑るわけでもないのに…
もしかしたら、選手の緊張感みたいなものを自分も知らず知らずに受け止めて、普段とは異なる精神状態だったのかなぁ。
まあ、とにかくレースも無事に終えて、私自身の役目も果たせホッとしたのは間違いありません。
ちょうど、スキー連盟の競技部長がスタートまで来られてましたが、
『シャンツェ(ジャンプ台)のスタートとおんなじ感じだなー』
ってポツリ。
競技部長は、もとジャンプ、コンバインドの経験があるので、ノーマルヒルを飛んだ経験がある方で、おそらくスタートで目にする30度以上の急斜面な感じがそう思わせたんでしょうね。
スキージャンプのおこりは、受刑者への刑罰のためだったということですから、確かに、このスタート地点にたって、眼下にこれから挑むコースを前にすると、特別な感情が沸き上がるのも、分かる気がします。
実際、選手の中には、スタート前に、
自己暗示するかのように、
『いけるいける、絶対いける』って言う人や…
『まじこえー(怖い)』って連発している人やら、もうとにかく精神状態が普通ではない状況になっている人間もいますから、特別な感情が渦巻いているのは間違いありません。
さて、全国的な雪不足が叫ばれる中、この大会を無事に終えることができたのは、実行委員会をはじめとするスタッフの熱意です。
スキーは、雪がないとできないスポーツ。
実際、違うスキー場で開催予定だったレースもことごとく中止を余儀なくされています。
そんな状況の中で、雪をかき集めて開催したのですから、もうスタッフの熱意以外の何物でもありません。
正直、もう一日遅かったら、手遅れだったかもしれません。
今朝は、少しだけ温かい雨(温かいと言っても気温6度ぐらいですけど…)が降っています。
昨日もレース終盤から、霧が立ち込め、コース上も一部地面が露出するなどして、ほんとうにギリギリの状態でした。
だけれど、これはもう神がかっているとしかいいようがないくらい、天候も安定し、レースが開催できたのです。
1週間前の予報では、週末雨予報だったぐらいですから、奇跡と言っていいかもしれません。
私は、ハチ北でまた一つ何かひとつ大きなものが積みあがった気がします。
長野と言っても広いから一概には言えないですけど、雪が多いとされる県でもできなかった大会が、ここで開催することができたわけですから…。