言うまでもありませんが、包丁は肉や野菜を切る調理に使う道具です。
一家に一丁は必ずあります。
ですが、これもまたご存知のとおり、その使い方を誤れば、怪我をするし、そしてこれまた使い方を誤れば、凶器と化します。
危険と紙一重なものでありながら、世の中にこれだけ多く存在するのは、みんながそれを正しい使い方を理解しているからに他なりません。
電気、ガス、石油、車、テレビ、スマホ…。
数え上げればきりがありません。
モノによって、私たちは、豊かな生活を送ることができますが、そのすべてに功と罪が存在しています。
包丁のように、無意識のうちにその安全性を認識するモノもあるかもしれませんが、車に運転免許証が必要であるように、しっかりと学ぶことで、安全を担保し、利便性を享受できるものもあります。
パソコンやスマホはすぐに誰でもがすぐに使えるように設計をされてきましたが、一方でそれによるさまざまな社会問題も生み出してきました。
もしかすると、私も含め、多くの人はその正しい使いかたを認識できないまま使っているのかもしれません。モノの両方の特性を今一度理解し、より豊かな生活になるように、みんながこころがけないといけません。