先日とある香美町職員の方と雑談を聞く機会があって、村岡の方では役場に直接クレームを言う人は少ないけど、某地域の方の人は、よくお電話があったり、直接駆け込んだりするのだそうです。
文句を言う点では、私も負けてない(笑)ですが、
やはり建設的な意見を述べるべき場所、時と、そうでないことがあるということは、私自身はわきまえているつもりです。
私が、面とむかって意見を申し述べるのは、オフィシャルな会議の場です。
私は、幸か不幸か、総合計画審議会の委員にさせていただいて、いつも苦言を申し立てています。
おそらく、うっとしいやつ(苦笑)だと思われているに違いないので、総合計画審議会の委員を免除してもらえるように願っていますが、一向にそのような方向にはありませんが、そこは町民の立場でしっかりと意見を延べる場です。
なかなか思うようにならないことに歯がゆさは感じますが、しかし、そこはそういう場ですから、自分が思うことはできるだけぶつけるようにしています。
そして、建設的な意見を述べることもまた大事です。
ある政策がダメだと思ったら、単にダメというのではなく、その政策の目的をしっかりと理解し、その目的達成のためにどうあるべきかという対案なりを示さなくてはいけません。
そうでなければ、ほんとのクレーマーになってしまいます。
実は、行政に対して、公式な場で意見を申し述べる場面というのは、けっこうあります。
その最たる場面は、議会だと思いますが、議員にならなくとも、そういう場はかなり用意されています。
実際には、そこに〇〇委員といった『役回り』という余計なものがひっついてきますが…。
役場の人も決して、町民の意見を聞かないわけではありません。
きちんとした手順や方法を踏まえれば、逆に言うと聞かざるを得ないとうものでもあります。
よりよくしていこうと不満をもつことは決してダメなことではないですし、それがよくするためのタネであることは間違いありませんが、思ったときに、思いつくままにいうのは子どもといっしょです。
民意を上げるというのは、きちんとした仕組みがあり、そこにしっかりとコミットメントするということであると私は思います。