東日本大震災の原発事故の影響で、帰還困難地域になっている双葉町の成人式の新成人代表の挨拶がラジオから流れてました。
対象者70人のうちの38人が出席とのこと。
被災当時、中学生だった彼ら。
避難所生活を続けてもなお、自分のふるさとを思い、そして自分のふるさとが主催する成人式で迎えよう…。
地域愛以外の何物でもありません。
私たちは、地域で暮らすことができるのは当たり前だと思っていますが、その当たり前が当たり前でない現実があり、それを真正面から受け止め、それでも真摯に生きる被災地の新成人たち。
それに比べ、私たちはどうなんでしょう。
景気が悪い、政治が悪い…、人のせいにし、言い訳ばかり。
あー、なんたるぶざまなことなんだろう。
彼らの生きざまに心からの敬意を表し、新成人に幸あれと願います。