とある飲食店での気づき | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

 

ここ数日、妻が留守にしているので、昼食は外食をしています。
 

繁盛している店、そうでない店の違いはいったい何なのだろうか?とふと考えました。

 

飲食店の場合、何をおいても提供しているモノがおいしいかどうか、そこは絶対的な評価だと思います。

 

飲食店の経営者の方は、どこかで修行を積まれて、自分の技術などを高めてきたか、もしくは自分がその商品を提供できるよう、何度も何度も試作を繰り返しながら味を決めていったんだろうと思います。

 

で、味が決まれば、それが完璧なものかというとまたそうでもなくて、オープンしてからもいろいろと試行錯誤を繰り返してさらなる高みを目指していることなのだろうと思います。

 

そこでふと思ったのが、いったいいつの時点で、お店に商品としてリリースしているのだろうか?

ということです。

 

商品として提供するわけですから、完璧と思えるものにしてから出すのが普通だと思いますが、それを決めるのは自分自身です。

 

それは10回の試行錯誤かもしれないし、100回かもしれない。

それは誰にもわかりません。

 

特に飲食物の場合は、食品衛生の概念から外れないものを出す限りにおいては、どれだけまずくとも一応商品としては提供できます。

 

お客様は正直なもので、まずいものは論外として、そこそこおいしいだけではリピーターにはならないと思います。

 

やはり絶対的にうまいものでなくては次にいこうという気持ちにはなりません。

 

そういうふうに考えると、世に送り出すという行為の裏側で自分自身がどれだけの努力を重ねてきたのか、そういう問いを自分自身にして、とことんおいこまないと、やはり商品として出してはいけないのかな…と思いました。