
一昨日、ヒルクライムのカーイベノト、クロノスカラーテインハチ北ジャポーネが開催されました。
一昨年、試走会と称して第1回目を開催し、実質的な第1回目大会となりました。
私は日曜日に、観戦エリアの警備担当という立場で参加させていただきました。
去年開催されなかったのには、いくつか理由があります。開催日程で考えていた去年の秋に、台風の襲来で、コースが崩壊してしまったということがありますが、一番の原因は、開催に向けての体制が後手に回ってしまったということですね。
全国でもあまり例のない、公道を貸し切ってのレースということでしたから、警察や、行政などの理解を得る手続きがうまくすすまなかったということが、一番大きかったと思います。
私も、『一応』この大会の実行委員会に名を連ねることになって、議論の始終をみてきましたので、裏事情も少しは知ってます(笑)。
やはり、新しいことをスタートさせるということは、さまざまな困難が待ち換えていて一筋縄にはいかないことを目の当たりにしました。
いいとか悪いとかいうものではなくて、私が行政の立場であったら、おそらく同じように、さまざなな注文や課題を突き付けたかもしれません
公道は、文字通り一部の人のものではなく多くの人が利用するものです。
それを一部の愛好家のためだけに独占させるとは何事だという論も、少し言い過ぎかなとも思います。
特に今回利用した道路は、住民の生活にはあまり影響しないこと、代替えの道路が用意できていることなどを考えると、こういうイベントを通じて、地域に経済をもたらすということは大事です。(今回で、大きな循環をもたらしたとは言いにくいですけど…)
参加者は爆発的には増やしにくいイベントかも知れませんけど、この大会と同時開催的に、飲食や、音楽、フリマみたいなサブイベントがあってより多くの人が関わるようになるといいですよね?
今回のイベントが一過性に終わるものではなく、地域経済に大きな貢献をもたらし、文化として、定着できるよう今後逸走の努力や改善が必要ですね
いずれにしても、関わったすべての皆様、お疲れさまでした!