村岡の商工業をずっと見つめ続けた人 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

昨日は、商工会に長く勤務されたスワさんの送別会でした。

 

※マロニエの社長からスワさんへのスペシャルなケーキ

 

 

37年間ご勤務されたとのこと。

私は今45歳ですから、8歳ぐらいのときから、商工業を支えてくださったのですね。

 

本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

 

会場では、昔の思い出の写真の数々をスライドにして放映してました。

今は香美町商工会となっていますが、合併する前の村岡時代からの写真がたくさん映し出され、当時の隆盛がこちらにも伝わってきて、礎を築いてこられたんだなぁと思うと私自身も、胸が熱くなりました。

 

私が知る村岡の商店街もにぎわいがありましたが、今はずいぶんとお店の数も減ってしまい、衰退をしているといわざるを得ません。

 

それでも、今はまだ商工会の会員もそれなりの数を抱え、みんな必死に頑張っています。

 

スワさんご本人や、地区の会長やそれぞれがお話を述べる中で

『つながり』

というキーワードが何度も登場しました。

 

この小さな町でこれからもしっかりと生きていくには、この『つながり』こそがもっとも大事なのだと…。

 

地方の商工業者は個人事業主であったり、中小零細企業ばかりです。

個がいくらがんばっても、1.1の力ぐらいにはできても、2や3などといったことはなりません。

 

しかし、それぞれのつながりを強固にすることで、シナジーを産みだす…

 

これこそが、つながりのパワーなのだと思います。

 

しかし、この『つながり』というのはやっかいなもので、一瞬にして崩れたり、それを育て続けないと維持することはできません。

 

ずっと活躍してくださったスワさんはまさに、この『つながり』をつくる大きな役割をこの村岡で果たしてくれたのですね。

 

スワさんが引退されて、また村岡の商工業も新たな局面を迎えるのではないかと思います。

 

これからも時代はどんどん変化していきます。

『つながり』の力を強くする努力が私たちに求められています。