Fan to drive again | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

 

確か、ちょっと前のトヨタのキャッチコピーが『fan to drive again』だったことをふと思い出しました。

 

最近読んでいる本で立て続けに、UBERのことが出てきたので、やはり世の中は、良くも悪くもシェアリングエコノミーをずいぶんと意識している証拠なのでしょう。

 

確かに、日本最高?の企業の一つであるトヨタとて同様で、もし、UBERに代表されるカーシェアリングがどんどんと進めば、世の中の車の台数は相当減ってしまうでしょうし、自動運転が進めば、車を乗る人も減り、車を所有することに対する興味が急速に失われてしまうのだろうと思います。

 

だから、Fan to drive 『again』なんだろうなぁと…。

 

今日は用事で鳥取に行っていたんですが、山陰近畿自動車道が渋滞をしていたので、ふと思い立って鳥取砂丘方面の道路を選択したんです。

 

もし、自動運転が進めば、とっさの思いつきで進路変更することもないんだろうなぁと。

 

真っ青な空と海と、雪に覆われた鳥取砂丘。

こういう景色もあんまりないよなぁって、わずかな時間ですが感傷にふけってみました。

以前、何かの番組で豊田社長は、どんな社会が来ようとも、車を運転する楽しさは決して失われてはいけないという趣旨のお話をされてました。

 

車を所有する目的は、まずは目的地まで移動するということにあります。UBERは、目的地まで移動するという目的をシェアリングエコノミーという手段で変えようとしています。

 

しかし、確かに、車は単に移動手段ではなく、人生に乗る楽しさというものを与えてくれます。

 

定義が変われば、そのために生み出す製品やサービスも変わります。

おんなじようなにエンジンやハンドルやタイヤがついていても世の中にに出てくるものはまったく違います。

 

10年前、自動運転が現実になるなんて思いもよらなかったし、シェアリングエコノミーも知らなかった。

 

でも社会はいつの間にか激変しまいました。

 

10年後には、さらに変化社会がでてくるのでしょう。どんな社会になるか想像できないけれど、人が喜びや楽しみを失わないようなものをわたしたちも提供していきたいものです。