『創造するということは、過去の体験や記憶を、組み合わせを変え、結びつきを変えて、アウトプットすることです』
茂木健一郎
最近、めっきり見ることが少なくなってしまったのですが、『プロフェッショナル仕事の流儀』がスタートしたころ、茂木健一郎さんと、住吉美紀さんがキャスターで、毎回超一流の人をゲストの呼んでた初期の頃
パティシエの杉野英実さんの出演のときでした。
どうやって新しいお菓子を産みだすかという話に及んで、杉野さんは脳の引き出しにアーカイブされているさまざまな情報を組みあわせるんだ…と話され、茂木さんが創造性とはまさにそういうことなんだと語っていたことを今でも片隅に覚えています。
それで、ネットで検索すると、冒頭の言葉が出てきたというわけです。
自分の中ではどうも
は、かなりのインパクトがありました。今も脳にこびりついています。
そもそも、なんでこのホステルを知るに至ったかが、いつ知るにいたったかまったく覚えてないのですけど、東京に行く機会があったら、これは一度体験してみないといけないなーとずっと思っていたのです。
本屋さんにしろ、図書館にしろ本を取り扱っているところは世の中にあふれているし、、ホステルだって別にめずらしくもなんともありません。
私自身、ホステルには何度も泊まりましたし、そういう場所に行けば、本や、漫画や雑誌やそういうものを置いているところはたくさんあります。
そういうといころにいけば何気においてある『本』にフォーカスし、それをコンセプトとして、宿をつくってしまおうという発想など、思いつきそうだけれど誰も今まで組み合わせた人などいなかった…。
そこが衝撃的だったんです。
私たちの日常は、日々何事もなく当たり前のこととして通り過ぎていきます。
ですがこういう事例を通じて思うのは、イノベーションの種というのは、どこにでも落ちているということ。
しかし、それを掘りおこして、それをちゃんと形にして、多くの人に支持していただくためのマーケティングをちゃんとやる。
それをやりきれる人は世の中にはごくごく限られた人しかいない…ということなのでしょう。
どうやればイノベーターになれるのか…見当も尽きません。
ですが、社会に何らかのイノベーションを起こさない限りは、世の中は変わらない。まして、私たちがいるところは、それをし続けないと、もう先はない…そのことだけは、はっきりしています。
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この掛け算の式の右と左にいろんなものをいれて妄想するところから始めてみるかなぁ。