皆様明けましておめでとうございます!
本年も華々しくスタートをいたしましたね。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、私は、1月1日の新聞朝刊を読むのが恒例となっています。
特に日本経済新聞のトップを飾る1面の記事を読んで、この1年の世の中の未来に思いを馳せるわけです。
今年の1面は、
『パンゲアの扉 つながる世界』と題する記事で、インターネットで世界とつながっていく様々な変化についてでした。
これまで大きな資本を手にしたものだけが成功を握る時代から、行動力と知恵があえばだれでも成功を手に入れられる時代にもなる…そんな内容です。
SNSしかり、アマゾンなどのインターネットショッピングしかり…。私たちの身の回りは、この存在によって大きな変化を遂げてきました。
アジアやアフリカなどにおいても、多くの人がスマートフォンを手にする時代になり、私たち日本人が考えるよりはるかにすすんだデジタルの時代になっていると言います。
最近、社内でインターネットによるビデオミーティングを実施しました。
社員が、それぞれ違う拠点で働いていて、顔をあわせることなかなかできなかったため、今回はLINEでしたが、それで、それぞれの家から、顔をつき合わせました。
スカイプなどはすでにあったわけですが、これまであまり利用したこともなく、友人が違うオンラインミーティングツールを紹介してくれたのがきっかけとなり、そんな中、社員がLINEでもビデオミーティングができますよと教えてくれたので、ではいっちょやってみるかということになり、いまそんなやり方でコミュニケーションをしています。
やっていることは、今となっては先進的でもなんでもないですけど、そういうことをできたという経験は、人々の居住の距離、あるいは職場の距離を超えてしまったことを認識できた瞬間で、それは私にとっては、ものすごいマインドセットが変わった瞬間でした。
私は、自分たちが住む地域をいかによくしていくかということを、自分のライフワークにしてきました。
それはこれからもきっと変わらないと思いますが、マインドは大きく変えていかねばいけないと思います。
過去、地域振興というのは、都会に比べて便利さを享受できていない私たちのマチをいかにして、そこに追いつくべきかということでした。
しかし、もうもはや、便利さを享受できない時代は妄想であり、私たちはすでに世界とつながる扉を手に入れています。英語や多言語の記事にだって、思えばいつでも触れられる時代であります。
自分たちの地域の特性が世界の立ち位置でいうと、どういうところにあるのかということを認識し、それは遅れとかそういうことではなく、一つの個性ととらえ、それをひたすらに磨き、世界に向けて発信し、共感を得ていくということが必要な時代です。
今、田舎の最大の障壁は、マチに比べて立ち遅れているというマインドにあります。自分たちの町が過去から引きずっている『この町は立ち遅れている』というマインドを断ち切り、未来に向けて自分たちがいかに能力を発揮しきれるか、それがこの2018年以降の未来だと思います。
この1年も全力で走ってまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。