生産性向上という言葉は使わないほうがいい | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

どうも、言葉のアヤで、意識が違っている方向に向いている気がします。

 

生産性という言葉が直感させるのは、今まで100個ものをつくってきたものを次には110個できるようにしよう…ってことですね。

 

あるいは、10個をつくるのに、2人でかかっていたものを10個を1人で組み立てよう!

 

っていう感じだったりもします。

 

つまりは、効率よくものをつくろうというところに主眼がおかれてしまいます。

 

しかし、昨日の続きみたいなお話ですが、よりきびしく、よりしたたかにする社会から、より豊かに、より感動の多い社会へつくることが求められています。

 

そうなると、いかに相手のハートに届くようにできるかなどが問われるわけですね。

 

適切な言葉が見つかりませんが、よく言われるのは、価値の向上ということです。

 

ソレがもっている本来の価値を最大限に高めること…。

 

スピードや生産性というのは、そのうちの一つにすぎません。

 

もう生産性という言葉はやめたほうがいいです。

そうしないと、日本は我々とは望む以外の方向に進んでしまうかもしれませんね。