『食べるメディア』という言葉があることを知りました。
メディアを今一度調べてみると
『情報の媒体』(wikipedia)
とあります。
リソースとして、『情報』がこれまで以上に重要な時代になってきています。
『食べるメディア』もリアルなものを届けながら、それ以上の『何か』を伝えようとしているわけですね。
そう考えると、世の中のあらゆるものが、メディアと言い換えることもできそうです。
私の会社も土木や建築工事を行うことを主な業務にしていますが、そういった活動を通じて、それ以上のもの、例えば『家族の幸せ』とか、『地域の人の笑顔』とか、そういったものを伝えていきたいと思っているわけです。
今の時代、モノがあふれ、生活に必要なものも、安価に手に入るようになりました。
もちろん、所得が多いに越したことはないけれど、そこそこの生活はできる時代です。
だから、『どう生きるか』という中身が問われる時代になりました。
企業も、モノやサービスを通じて、相手に何を届けたいのかということがより問われる時代です。
そしてまた、個人がどんどんと情報を発信していける時代でもあります。
『食べるメディア』も、ある食材について、何百回言葉で『うまい』を連発しても、実物が相手に伝えるインパクトに勝るものはないわけです。
私たちの生活は、そう考えると『伝える』ということに多くの時間を費やされています。
意図するかしないかにかかわらず、相手にさまざまなことが伝わっていく時代には、まずは自分自身がどう生きるのかを考えることから初めていかねばならないですね。