トレラン | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

今日のランは、鉢伏山頂までのトレイルラン。
 
ウリワラコースと呼ばれる、最も急でハードな道をチョイスして頂上を目指しました。
 

ウリワラコースのちょっと外れたところにある昇竜の滝
 
スカッとは晴れてはいなかったけど、氷ノ山がくっきりみえました。
ウリワラコースを横断する泥池川、大谷川⇒湯舟川⇒矢田川へと変化するのですが、要するといころ川の源流です。
 
 
道の途中にあった、ヤマジノホトトギス
 
今日のトレランは、写真をとることを意識すると、見えてくる風景も違って見えました。
 
20代のころ、坂道しかない家の周りで走ることを避けて、わざわざ車で平らなところまで移動して走ってました。
 
登山は決してきらいではなかったですが、『登山』と『ラン』はまったく別のカテゴリーだと思い込んでました。
30代になったころ、トレイルランという新しいカテゴリーのランニングが流行ってきました。
 
すると、あんなに避けてきた山道、また家の前に広がる坂道は、トレランにはうってつけのトレーニングコースという認識に代わってきました。
 
今では、平らなところで走るのは、むしろ体に刺激が少ないのではないかと思えるぐらいになってきました。
 
 
よく考えてみると、周囲の環境は、昔とずっと変わっていません。
季節の移り変わりというのがあるので、もちろん日々見える風景というのは違うのですが、それでも今日上記に掲載したような風景に、改めて心うたれるのは、自分のパラダイムが変わっただけなのですね。
 
世の中ってそういうことってけっこうありますよね。
例えば、今や世の中の多くの人に存在が知られるようになった竹田城跡も、それ以前と、城跡そのものは何ら変わっていません。
 
そう、自分の心持がかわるだけで、世の中のものはある日突然価値が生まれるのですね。
 
考えてみれば、宝石だって、よくよく考えてみれば単なる石ころにすぎません。
 
しかし、そこに価値があるとみんながそう信じているから、宝石が宝石たりえるわけですね。
 
いま日々歩くトレイルの道は、私にとってかけがえのない存在です。
 
こうやって、自然の中に浸りながら、歩いたり走ったりできることが最高に幸せに感じる時間です。