よく、営業などのセールストークで共感する『テクニック』として、応酬話法のことをいわれます。
オウム返しだとか正面突破だとか…
たしかに、そういうテクニックはないよりあったほうがいいだろうと思います。
だけれど、大事なことは、相手の気持ちにどれだけ寄り添い共感できる『気持ち』があるかどうかなのだと私は思います。
結局相手に信頼してもらえるかどうかにかかっています。
一時しのぎで、相手信頼してもらったふうにしても、そのあとからボロが出てくるようであれば、きっと相手は途中で裏切られたとなって、長くは続かないはずです。
もちろんだからといって相手に対してストレートに話をもっていきすぎて反感を買ったりすることがあってもいけないのでしょうが、分をわきまえつつ、本音で語りあい、気持ちを通じ合わせることが大事なのだと思います。
もし、目の前の人をその場しのぎで切り抜けても、そこからの紹介や次につながることはないはずです。
セールスに限らず、成功する人というのは雄弁さではなく、誠実さなんだと思います。