ホリエモンの記事をみて気づいたことを書きます。
http://toyokeizai.net/articles/-/174408
田舎にいると、いろんな役を引き受けなければならなくなってしまって、自分の生業である『西村工務店』以外の組織には、公式非公式を問わず10以上は持っていると思います。
私が住まうハチ北関係でも
区の役員
ハチ北観光協会理事
ハチ北観光協会宿泊部会
ハチ北フェスティバル実行委員会
大笹区消防団
ハチ北温泉協同組合
etc…
本音を言うと、
『もうこれ以上勘弁してください(泣)』
って感じなのですが、残念ながら、住人の少なさや、今地域として抱えている課題などを考えると、むげに断るわけにもいかず、エリアイノベーションアライアンスの木下氏の言葉を借りると
『ただでさえ資源がないのに、毎年やることばかりを増加させたらどうなるでしょうか。一つひとつにかけられる人手も資金も手薄になります。当然、それぞれから得られる成果は乏しくなるわりに、つねに忙しくなってしまい、現場は疲弊していきます。』
とまさにそんな状況。
減らしていければいいですけど、それもなかなか難しい状況。
そんな中最大の成果を生まないといけないと思っているので、なんとか議論を効率的に回したいと考えるのは自明の理でしょう。
で、それを可能にしてくれるのは、『非同期コミュニケーション』です。
この記事の中では、電話について、かなり厳しく書いてありって、彼のコメントは一つ一つがトゲトゲしいのですが、
私が思うには何かをきめていく会議も電話同様に、ほんとに質をあげていく会議を心がけないと、どんどん時間を奪われていきます。
会議の中で、『同期する』つまり顔をつきあわせて議論しなければならないことは実は会議の中でもそう多くはなく、報告事項の類は、事前や事後にメールなどの電子ツールを使って、やっておけばかなり省けます。
また、今の時代LINEやfacebookグループなんかを駆使すると、ほんとに喫緊に決めることでなければ、かなりあれで議論を深めることが可能です。
実際、私はいくつかのグループで活動をしていますが、LINEを使ってけっこう進捗することができています。
さらには、田舎の場合は、会議一つを開催するにしても、30~40分かけて移動しないといけないこともザラにあります。
だから、会議そのものは1時間だったとしても、それに費やす時間は往復時間を考えるとプラス1.5時間ということもよくあるのです。
地域課題は、次から次へと立ちはだかります。
それらの解決のためには英知を結集して、スピーディーに対応しなければなりません。
確かに、facebookや、LINEを『遊ぶ』ツールとして使っている人は大勢います。
しかし、実はもっとも話を詰めなくてはいけない『重要なこと』こそ、非同期コミュニケーションを発揮できると思います。