選んだらハイそれで終わりではない | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

今年、香美町も選挙になるということで、この地域もソワソワとしてきています。

 

国、県、町

どのような選挙のときでも、私たちには、投票をするという責任があるのはもちろんなのですが、私は、それで責任を果たしたとは思っていません。

 

町づくりというのは、本来は一人ひとりが考え、行動をしなくてはいけないことです。

 

明日、但馬ではクリーン作戦が一斉に行われ、多くの地域では、それを区の行事として、各戸にも出席要請をしていることと思います。

 

義務だからすべきことではなく、本来は自分たちの普段住んでいるところだから自分自身も何かをやるということが必要です。

 

これは何もゴミのことだけにとどまらず、地域に住んでいる一員として、自分のこと以外も積極的にかかわって、自らが行動していかなくてはならないのです。

 

最近では、投票に行くという義務も怠っている人が多くなっているそうですが…

 

私は投票に行ったよ

という行動だけでその責任を果たしたことにはならないのです。

 

私は、投票に行くときに、同時に、自分は何をすればこの地域に貢献ができるのだろうって考え、念じながら一票を投じます。

 

そして、投票した以上、その思いに責任をとるために、自分でできる行動を起こしています。

 

地方部は、投票率は比較的いいと言われていますが、本当の民意というのは投票率の問題ではなくて、自分がこの町で生きていく中で何に関わり、何をやってきたのかということが、大事なのです。

 

首長に対して大変失礼な言い方なのですが、トップを選ぶだけで、町が劇的によくなることなどぜったいにありません。

 

私たち一人ひとりが覚悟を持って、町をよくしていく、首長と同じぐらいの思いをもって、この町をよくしようという人をどれだけ増やせるのか…

 

選挙は実はそのことがもっとも問われていると私は考えています。