先日、Tくんという青年を紹介してもらいました。
彼の所属するNPOは、東京が本拠地ですが、彼自身は、長野をはじめ、4拠点ぐらいをぐるぐる遊牧民のように、動き回っています。
行政とも連携して仕事をしているらしいですが、彼曰く
『やー、行政とのやりとりで、今だメールのやりとりなところはレスポンスが遅くてダメです、いまは、だいたいSNSを介してやりとりしてます…』
とのこと。
えーーーっ!
うちのまちでは、行政とはせめてメールでのやりとりにならんかなーと思って、行政担当者にそういう提言もしたぐらいだったのに、それではもう今の時代からすると時代錯誤の状況みたいです…。
スカイプをはじめとするインターネット電話?っていうのかなでのコミュニケーションは当たり前で、プロジェクトの進捗管理も、SNSベースのツールを使っているらしいです。
20代な彼でしたが、先進的な働き方こうあるべし!
みたいなものを、マザマザと見せつけてくれます。
基本は、face to face のコミュニケーションであることには間違いないけれど、そういうツールはフルに活用して、時間を有効に使うことは考えていかなければならない!
と、彼の行動をみながら、自己反省をするのです。
私の行っている建設というお仕事。
基本的には、現場でモノを生産しています。
だから、監督や職人は、会社にはいません。
プロジェクトのある現場が仕事場です。
ただ、そうやって散り散りバラバラな状況だから、いかに密なコミュニケーションをとるかが、大きな課題にもなっています。
ですが、こうやって時と場所を選ばない働き方をみせつけられると、やはりこれらのツールを有効に活用しない手はないわけですし、私たちの固定概念を変えていかないと、時間を本当の意味で有効には活用できません。
彼ら20代のノマドワーカーの働きぶりを勉強させていただき、私たちの働き方もみなおしていきたいものです。