最近、『歩く』ということが、活況になってきました。
歩くことそのものは、人類の有史以来の行動なのだろうけど、改めて、歩くことが見直されているのはなぜなんだろう?
町も県もこぞって、歩く道の整備をしているし、ノルディックウォークを楽しんでいる人も増えてきた。
ブームに乗っかって私も最近歩くことそのものを楽しむようにしてますが、実に楽しいです。
いろんな楽しみ方があるのでしょうが、普段歩いているような場所でも、いつも違った発見があります。
季節のうつろいを感じるし、人の営みが見えてくる…
おそらく思考にさまざまな刺激を与えてくれることが、『気持ちいい』という快感を呼び起こさせてくれるんでしょう。
四国のお遍路さんを歩いたことはいまだかつてないですが、お寺を歩くプロセスそのものの中にいろいろ思考を刺激する何かがあるから、ずっと続いているんでしょうね。
車社会になった今だからこそ、歩くことは移動の手段ではなく、人生の楽しみそのものに変化してきているようにも思います。
私の場合は、小走りの方がすきだけれど、これもまあ一つ歩く延長にあるんでしょう。
まだまだ寒い三月だけど、だんだん日も長くなり、気候も和らぎ、歩くのに、適した季節になってきました。
私なりに、歩くことを楽しむ一年にしたいですね。