
以前、仲間からのツイッターから飛び込んできた記事は、ずいぶんと心に刺さるものでした。
内容は、『地方は儲からない「イベント地獄』で疲弊する』というものでした。
あまりにも自分の身辺のことを言い当てられたようで、ものすごく刺さりました。
今日は、ハチ北フェスティバル。
ある先輩にお聞きすると、30年ぐらい続く、地元の伝統行事(笑)と言ってもいいかと思います。
私自身も学校を卒業して田舎に帰省してから、関わっているイベントですから、かれこれ20年ぐらいは携わっていることになります。
3月の第一日曜日…。
地元民で構成する実行委員会が企画しているのですが、スタッフは旅館やスキー場がらみの人間ばかり…。
本音をいうと、それぞれは自分の事業に集中したい…ということなんだろうと思います。
20年前に私が関わり始めたころから、そう大きく変らないメンバーがやっているのですから、結局のところ、新しい世代が、関わっていないということなのです。
加えて、主催の実行委員会は、ハチ北観光協会を母体していて、行政などに一切助成金をもらっていないので、その点については評価できるというもの、かといって、イベントの規模が大きく広がりをみせたり、収益性が伸びたわけでもなく、非常にマンネリ化している状況なのです。
今回もずいぶんと委員のメンバーの参加も悪く、一部の人間が、もうへとへとになりながらイベントをこなした感をぬぐいさることはできませんでした。
自分たちが心の底から楽しめないイベントなのですから、お客様に心意気を感じていただくことができたのか多いに疑問であることに変わりはありません。
このままではいずれ行き詰ってしまうことは明白です。
本来であれば、何のためにイベントを行うのか、その趣旨を十分にふまえ、その目的を達成できるような内容にバージョンアップしていかなければいけないと思います。
しかし、それが滞るようでは、崩壊をさけるられない状況にあります。
いまこそ、目的を十分に理解し、そのために最適な事業を詩続きできるようにしむけて行く必要がありますね。