いまや、意識しようがしまいが、グローバルな社会の中に生きています。
普段着ているは、日本製ではないのがほとんどだし、ガソリン、食料…ありとあらゆるものが国境を越えて取引をされています。
だけれど、普段の生活の中で、まして自分たちが生きる香美町でそれを意識することはほとんどありません。
小さな町だけれど、子どもたちには、自分たちが地球市民の一人であることを感じてほしい。
そして、自分たちの町に誇りをもち、世界を意識して活躍してほしい。
そんな願いをこめてスタートした、オリンピックの事前キャンプ招致活動は、ナショナルチームを代表する方を前にしてプレゼンをさせていただく機会を得るところまで来ました。
この町が持っているポテンシャルを信じ、余すことなく、かといって飾ることなくナショナルフェデレーションの会長に伝えてまいりました。
ここまでたどりつけたことがある意味、奇跡です。
最終的にチームが香美町で合宿をするかどうかを決めるのは先の話になりそうですが、会長と固い握手ができたことに、好感触を得ました。
しかし、これはまだゴールではなく途中の段階でしかありません。
自分たちが世界の人たちにどうすれば受け入れていただけるのか…
日本に来てよかった、香美町でよかった…
そう思っていただけるにはまだまだに努力が必要です。
これからは、もっと香美町のみなさんにも参画していただき、オリンピックムーブメントをもりあげていきたいと思います。
きっと人生に一度あるかないかの千載一遇のチャンスが今私たちの前にあります。
この機会を、香美町の未来につなげていきたいと思います。