人工知能が進歩し、世の中がそれにとって代わるんじゃないか…
そんなことを思わせるようなできごとが日々おきています。
既に自動運転は、市販レベルの一歩手前に来ています。
そうなると、車を運転する職業は、ほとんどこの世の中から消滅するのではないかと思ったりするほどです。
しかし、今日の日経新聞、野口さんの言葉に、未来への希望を見たような気がしました。
「ニュートンはリンゴがなぜ落ちるのか疑問を抱きました。しかし、AIはニュートンと同じような疑問を抱くことができるでしょうか。AIにあらゆる法則を学習させ、それと矛盾する現象を指摘させることは可能でしょう。しかし、疑問を抱き、問いを発する能力は、いまのところ持ち合わせていない」
そうか、なぜ?って感じる心こそ、人間が人間たる所以なのだ…ってね。
世の中で活躍している人の自伝をみていると、必ずどこかで壁にぶち当たっています。
そんなとき、ずっとなぜ?なぜ?なぜ?って問いただしているのだと思います。
もし、そう感じることが人間の特権だとするなら、そういう場面を経験するから、きっと機械では果たすことのできない領域をつかみとることができるのかもしれません。
そう思うと、日々そう感じることも、これもまたよしです。