作業においては、たいした戦力になってませんが、猫の手も借りたい状況ならばと、私も屋根の雪おろしに加わっています。
作業に従事していると、地域のことについていろいろと思いを巡らさざるをえません。
先日もある業者の方からお話ししていたら、近隣の建設業者さんが廃業された影響か、その分の雪降ろしの依頼も舞い込むことになり、120件こなさなければならない…。
以前からお話ししているとおり、地域の活力の低下は明らかです。
普段の生活では、それなりに生活が回っているので、さして影響を感じませんが、緊急事態に遭遇すると、それがモロに露呈するわけです。
そして、1年後3年後に思いを馳せると、さらに低下していくことが目に見えるわけです。
今朝も、同じ集落で、単身世帯の方が病気で入院されていて、家を留守にされていたため、雪の重みで折れてしまったとの連絡が入ってきました。
もうこうなると、春になるまで、どうすることもできません。
私自身は、とにかく地域に元気を取り戻したい…
そんな一心で自分なりにがんばっているつもりなのですが、自分がはるかに想像を超えるペースで事態が深刻化していくことを感じています。
使い古された言葉ですが、「地域一丸」
となって、今の状況を打破しないと、みんな共倒れになる可能性があります。