『これはいける』
『これは売れる』
『これは当たる』
ですけど、ハズレになること数知れません。
どんなことに喜んでいただけるかというのは、こちらが思うことではなくて、相手が感じること。
例えば、今、スノーシューは一つのブームみたいになっていますね。
雪国で育った私自身は、実は、そのおもしろさっていうのがあんまりわからなかった。
でも、お客様といっしょに雪の中に入ってみると、みるみる笑顔が広がって、みんなワーワー、キャーキャーとっても楽しんでいるんです。
例えば、足裏から感じるあのふわっとした感じ。雪を経験したことのない人にとっては、言葉いくらいっても想像できない感触です。
例えば、棚田がすっぽり雪に覆われた風景、なんか、もううっとりするんだそうです。
『いやいや、私ら毎日見てますけど…何か?』って思わず言ってしまいそうなくらい、それは当たり前の風景。
ですけど、お客様にとってはそれはもう異次元の世界で、なおかつファンタジーの世界なんですね。
これはもう頭でいくら考えても答えなんてでてきません。とにかく実践して、その中からの反応をみて、あーこれに反応示してくれたんだ、それじゃー今度はこうでどうだろう?
ってそうやって磨いていくしかないんですよね。となると、これはとにかく場数をふんだもんがちです。、理屈ではないくて、お客様をつぶさに観察して、それで気づくほかないんですよね。
だから、『行動』をするってことがやっぱり大事なんですよね。
論より行動。
うむ。