日産の企業広告からの文字が私に飛び込んできました。
『匠とは、人を想うことである。使う人の顔を、心を、暮らしまで、何十年も先まで想うことである。
そして、その道を極め尽くすことである。』
えっ?
匠というのは、技術をきわめた人のことを言うのではないか?
そう思うのは、私だけではないはずです。
しかし、日産が考える『匠』の定義はまったく異なるものでした。
技術の粋とは、その人を思った先にあるということなのでしょう。
確かに、いくら優れた技術や、品質があったとしても、それが人の役に立たなければ、まったく意味をなしません。
人に感動を呼び起こさせるもの…。
それが匠ということなのでしょう。
私のような凡人が匠になれることは絶対にないでしょうが、人を想い、行動をすることはできます。
うむ…。