いいものならば、それにふさわしく提供しよう! | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。


ここ香美町は、但馬牛、松葉ガニ、村岡米などなど…

 

よく、一級食材の宝庫だ!とそれが地域の誇りであるのは間違いありません。

 

ですが、逆によく言われるのは、それをきちんと提供しているところはない!とも言われます。

これもまた事実です。

 

そういった優れたものを多く提供しているにもかかわらず、過疎化がどんどんと進行している現状はあまりにも悲しすぎます。

 

その原因の一つは、そういった価値あるものを、それに見合うように提供していないからです。

 

 

この前、ある人から聞いたのですが、東京銀座にある神戸牛のお店に行くと、一人が食事をすると、25,000円ぐらい払ったと聞きました。

 

ですが、店の雰囲気などは「さすが銀座、それに見合うようなお店だった」とおっしゃっておられました。

 

私たちは、食事を口に運んで、栄養を取り入れて生きているわけですが、「食べる」ということは、それ以外のものを取り入れているということです。

 

私たち地元は、もっとそこのところをしっかりとみなくていけません。

 

産地でない人々は、自分で生産できないわけです。

マーケティング的にいえば、プロダクトアウト、マーケットインとか言われていますけど、顧客、本来なら生産というコアなところにいるわけだから、それに勝るものはないはずです。

 

その強みを、最大限に活かしきらないといけません。

ただ、「食材」としての価値以外にさまざまな価値がそこに乗っかって消費されていきます。

100g1000円とか2000円とかのモノが、数万円に変化していく世の中です。

 

それでも相手は納得して買っているわけです。

 

いいものならば、それにふさわしい状況で提供できるようになりたいものです。