みなさんが、リオデジャネイロオリンピックで思い出に残っているシーンってなんですか?
数あるシーンの中で印象に残っているのが、男子400mリレー。
実は、私の中では、日本の男子の100m選手って、決勝に残る選手がいないのに、なんで、桐生選手とか、ケンブリッジ選手にあれだけ世間は注目するんだろ?ってけっこう穿った見方をしていました。
ですが、リレーの銀メダルでぶっ飛びました。
本当にそんな浅はかな自分で申し訳ないです…。
リレーはやっぱりチーム競技なんですね。
単純に早い選手を4人そろえればいいって話じゃなくて、チームワークが大事なんだ!って本当に感動しました。
どうしても、スポーツのシーンを生活のシーンに置き換えてしまうのが私のくせなんですが、バトンのつなぎ方ってとても大事だなって考えさせられました。
仕事を一人で完結させる仕事って、実は少なくて、リレーではないけれど、前のプロセスがあって、自分が何かをやって、そして次の人に渡すということはよくある話だと思います。
そして、組織においては、必ず、役職や立場が変わります。そして、世代交代をしていきます。
一人ひとりが発揮するパフォーマンスはそれほど大きくなくても、そのつなぎ方次第で、あの400mリレーのように、全体を通してみれば、大きな力を発揮するということがあるわけです。
自分の役割さえ果たせばいいと考えるだけではなくて、その次がスムーズに行くようにすることがよほど重要だということです。
あのリレーシーンほど、チームワークの偉大さを実感させる場面はなかったですね。