昨日は、一般社団法人 ハチ北高原自然協会の総会。
どうも一般の方には、なじみがなく、自然保護団体?と、誤解もされるので、通称名は、ハチ北観光協会と呼んでおります。
ハチ北を取り巻く観光産業の中核をなす重要な組織です。
私は、5人の常任理事の一人として、会を支えてきました。
このたび2年の任期を終え、改選がありました。
前理事長 田野氏から、新理事長 田渕氏に決まりました。
昨年は暖冬で、スキーを主たる観光の柱にしている当協会、そして各会員さんは相当なダメージを受けた年となりました。
決算でも相当厳しい意見も出ることを予想してましたが、やはり天候という不可抗力には対抗できないことを察してか、比較的穏便な会議に終わったと思います。
前理事長も、大役を終え、肩の荷がおりたようです。
しかし、やはりこの会が果たすべき役割は大きく、いつのときだって、厳しい局面には違いないけど、次の2年、そしてまた次の2年と、正念場は続きます。
いま、ハチ北のみならず、兵庫県北部において、観光産業の繁栄なくしては地域の繁栄はありえません。
まずは、観光業が地域を牽引し、経済の流れをつくり、そのあとに、さまざまな内需的産業がついていくことで地域の発展、少なくとも維持になろうかと思います。
バブル期以降の低迷を抜けきらないままの私たちは、大きな決めてを欠いたまま何十年もやってきました。
スキーだけの観光から、四季型観光への転換とずっと言われていますが、いまだそれをなしえるにはいたっていません。
だから、とにかく流れを変えなくてはいけません。
なので、次期理事長である田渕氏の責任は相当に重い。
私は、今度の人事では、常任から一般の理事になりました。
しかし、やるべきことが変わるわけではありません。
立場がどうであれ、『今』『ここから』もっと大きなうねりを創れるようにしていかなくてはいけません。