スマホ社会の作法 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

悲しいかな、これだけ、スマホというか、ネットを身近に使う人が増えてきた現状を考えると、好きだとか嫌いだとかいえなくなって、もって使わざるを得ないという状況ですね。


たとえば田舎にあって、車なんぞ乗らねーぞと粋がってみても、あらゆる行動の前提は、車を乗っているということを想定とした生活パターンになってますよね。


夜19時の会議が、どこどこで開催されると通知があったとしましょう。


そのときの前提は、基本的に車を保有されていて、必ずそこには来るという暗黙の了解があります。


車に乗らない人の立場で考えると、19時頃に、このあたりを走っているバスなどはないわけですから、そこに行こうと思えば、ずいぶんと早いバスに乗らなければならず、また会議出席したとしても帰る手段は、タクシーぐらいなもんでしょうか?タクシーとて、それほどどこでも走っているわけではないので、おそらくそういう人は、会議に出ることは基本不可能ということになります。


しかし、いちいちそんなことを会議の主催者側も確認をしないし、だいたいが車に乗って移動するということを暗黙の理解で話をすすめていっているわけです。


これと同じようなことが、スマホなども言えて、そういうものをもっているという前提での社会の成り立ちになっていきていますよね。


だから、携帯を持たないということでは済まされないような状況になっているわけです。
そしてまた、携帯の利用についても、それ相応の対応が求められるようになっていて、例えば、メールを送ったらみましたよ!の何らかの返信をするとかいったこと、


向こうが勝手におくってきたんだから、そんなことをする必要はない!という論もあるんですが、面識ある相手なら、みましたよ!の何かのメッセージを発するのは、もう常識になりつつありますよね。



これはもう、好きとか嫌いとかの状況ではないんですよ、そういう世の中にうまくつきあっていくしかない…というわけです。



んー、世知辛い世の中ですね。