
【ハチ北観光協会専属?カメラマン 田野直樹さんの撮影】
ここ数年、トレイルランの大会がずいぶんと増えました。来週は、山陰海岸ジオパークトレイルランが神鍋を中心として行われるようですね。
昨日は『ヒメボタル瀞川平トレイルラン』だったわけですが、鉢伏山を中心として、瀞川渓谷、瀞川山、笹尾根、ソラ山、ウリワラ、林道瀞川氷ノ山選などなど…
三十数キロの中に走りどころ(見どころ?)満載だったこの大会。
トレイルランを始めて5年ぐらいになりますが、実に走りごたえのあるコースです。
人によって、トレイルランの楽しさはさまざまあると思いますが、私個人としては、シングルトラックでなおかつ、アップダウンが適度に繰り返される感じが好きですね。
他の大会の経験があまりに少ないので、トレイルランの良し悪しってのがいまいちわからないところもある人間いうのおこがましいのですが、ほんといいコースだと思います。
トレイルやるまでは、但馬の山って、どうなんだろ?って正直思ってました。
登山が好きな方なら、富士山や、北アルプスなど、3000m級越えの山々が国内にもあるわけですから、それと比較すると、兵庫の最高峰は氷ノ山で1500mあまりしかありませんから、山のスケール的にはそれにはまったく及びません。
それ以下である、香美町の山々は、なんとなく劣等感を感じてました。
しかし、トレイルランという新しいスポーツが始まり、年々その高まって、そして私自身も一人のファンランナーとして、楽しんでくると、但馬の山々が実に、それにマッチした山なんじゃないかなーと、誇らしく思えるようになりました。
これって、実は、ものごとをどう見るかとうことに通じるわけですね。
世の中には、無駄なものってないと思います。
低い山には低い山なりの価値があります。
それを見出すのは容易ではないのですが、例えば、トレイルランという新しいスポーツがそれを見出してくれたのと同様のことです。
心地いい筋肉痛の本日、回想しながら、そんなことを思いました。