
近頃の新聞で、イギリスが、EUを離脱した記事が続いています。
選挙の結果はご存じのとおり、僅差で、離脱が残留を上回りました。
投票率72%ですから、ざっと、70%×50%=35%、およそ、選挙資格のある国民の3人に一人は、間違いなく、離脱に意思表示をしていて、それが国の方向性を決めるということです。
いまさら、残留派がどうのこうのいおうとおも、もうこれは民意であって、イギリスの意思なのであって、これから着々とそういう動きをしていくことになるわけです。
あの一連の動きをみるに、あーあれがまさに民主国家のプロセスなんだなーと思うわけです。
ひるがえって、私たちの身のまわりにも、地域とか、団体とか、民意を問われる場面がいくつか存在しています。
しかし、そういう場面で決まったことはちゃんと履行されるように、それぞれが努力していかなくてはいけません。
国全体の民主主義となれば、それをすすめるために、まさに議会とか、政府とかが存在するのでしょうが、私たちの身のまわりは、きめるというプロセスの他に、そのきめたことをちゃんとすすめるよう、行動し、変革をおこしていかなくてはいけないということがあります。
いま、参議院選挙のまっただ中で、投票率があがらないということが、いつも問題になっていますが、それぞれがもっている義務をちゃんと果たし、ちゃんと回りが機能するようにしていかなくちゃいけないんじゃないかと思う今日この頃です。