『夕張破綻10年 旧産炭地、教育に活路 地域再生の負担で人口減 』
昨日の日経新聞に上記の見出しで、記事が掲載されていました。
一昨年、夕張JCのメンバーに会うために、現地を訪れました。短い時間でしたが、一通りの夕張を巡ったので、その記事をみてとても悲しくなりました。
夕張に残って、そこで必死にがんばっている若者がいるのに、こんな記事を全国にまき散らしたら、夕張の人はいったいどうおもうのだろうかな…。
過去の出来事は事実として伝える責任は、メディアにはあるけど、この記事はちょっと片手落ちなんじゃないかと思いました。
その中で、希望を見出し必死にがんばっている人こそフォーカスして、共感してくれる記事にしないといけないんじゃないかと思うのです。
私は絶対に夕張は復活する…そう信じています。
なぜなら、そこに強力なリーダー、そしてそれを支えるフォロアーがたくさんいるからです。
生半可な人ではありません。いのちをかけて、夕張を再生する、そう決めて、行動している人たちです。しかも、それは全国に散らばっています。
夕張を支えているメンバーに聞いたことがあります。
『なぜ夕張を支えようと思ったのですか』
すると
『夕張が再生するってことは、日本が再生するってことなんだよ、夕張を再生することができれば、それをモデルに全国にそれを広げることができるから』
私も現地にいって、大きな勇気をもらったことを覚えています。
僕らが地域でやっていることはまだまだ中途半端なちっぽけなことだ…もっと本気で取り組まないと日本や地域は絶対によくならない。