マーケティングやな | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。



おそらく、日本はどこもすばらしい。

都会は都会で、田舎は田舎で…


人を容易に寄せ付けない大自然もいいし、人と自然が共存してきた里山だってそうです。


だけれど、それがすばらしいから、『はいどうぞ』って相手に投げてみても、どうやって受け止めていいのか、どうやって利用していいのか、まったくわからない…。


そんな人には、懇切丁寧に、利用できるように教えてあげなくてはいけないのです。


例えば、大自然を満喫したい人に、はいどうぞと渡して、勝手に遊べる人は、ほんのごく一握りの人だと思います。


行き方を説明してあげ、遊び方を説明してあげ、場所を提供し、道具も渡してあげる…さらには、手取り足取り一緒にしてあげて初めて、その場所のダイナミックさを感じ取ることができるんです。

そういう作り込みが圧倒的にかけているのだ!と思います。



自分の足元をみつめるというのは、資源があるということを認識するだけではダメで、それをちゃんと、相手に届くようにしないといけない!ということですね。


私たちの町をまちの人たちが見たときに、

『すばらしい資源がいっぱいあるじゃないですかー』

って、お世辞抜きで聞きます。



実は、その本当の意味は、
『私なら、この資源をこうやって活用できるシナリオがわかっているんです。』

ということも含んでいるのだと思います。


私たちはそういうものを知らないから、相手に伝えられないのですね。



いちいち、手取り足取り、それはシチめんどくさいことかもしれないけど、それを抜きにしては、相手には伝わらない…

ということなんでしょうね。


ちゅうことで、つまるところ、田舎の価値を決めるのはマーケティングということですな…。