「最も貧しい大統領」と呼ばれるムヒカさんが来日するのにあわせて、いろいろな声を耳にします。
「うちの首長もそうであったらいいのに」
とか
「東京都知事は、たくさんもらいすぎ」
とか…。
私はそのことにはまったく賛同できません。
むしろ、首長たるや、みんながうらやましがるくらいの報酬をとるべし…
というのが、私の考えです。
はっきりいって、首長は、たいへんだと思います。
日曜日だって、ほとんどないと思います。
まあ、休むかどうかは、ご本人が決めればいいわけですけど…。
首長は、みんながあこがれるような存在であってほしいです。
国、県、町…その地域や国を代表する顔です。
報酬はそれにみあうべきものであってほしいと私は思います。
最も大事なのは、どれだけ、市民を幸せにできたかということです。
報酬がそれにみあっていないから、文句が出るということなのでしょうが…。
しかし、公人であろうがなかろうが、すべての仕事は、人を幸せにするために行うべきものです。
そして報酬が少ないから、世のため人のために働かないという問題でもありません。
幸いなことに、公人は、選挙で選ばれます。
本当に報酬にみなうだけの仕事をしていないというのであれば、それにふさわしい人を選べばいいだけのこと。
もし、そんな人はいないというのなら、ご自身が首長として立候補すればいい。
それだけのことです。
しかし、経済という尺度がこの世の中存在する限りは、首長はもっとも多くの報酬を得るべきだ!というのが私の考えです。