
地域待望の雪か!
も期待はずれな19日朝です。
昨夜、暴風雪警報が発令され、学校は休校とのこと。
阪神淡路大震災以降、地域の防災意識が高まったのは確かです。
防災訓練とか、ハザードマップとか、そういったものもきちんと整備されてきました。
学校関係においては、『警報』の発令を一つの根拠して出ないの判断をされているようですが…、ちょっと見直しが必要ではないかと…。
合併して、香美町全体で警報がだされることが多くなりましたが、南北におよそ40キロぐらいあるこの町としては、天気も沿岸部と山間部では、まったく異なりますので、これを一つの警報で判断するのはちょっと無理があるような気がします。
特に、冬場の暴風雪、大雪に関しては、雪があってこそのスキー場、民宿旅館がなりたっているのですから、それはむしろ歓迎すべきことという側面もあるので、暴風雪=危険=学校に行ってはダメ、では子供たちも雪は単なるネガティブなものとしてとらえられることになりはしないかと心配します。
何かおきれば大変だ!
責任問題は!
となってしまう昨今、どうも世の中すべてのことが極度の安全側によりすぎているような気がします。
何かがおきても対応できるだけのしたたかさ、たくましさはどうやって作り出していけばいいのでしょうか?
修羅場をくぐり抜けるという言葉もありますが、ある程度そういうものを乗り越える経験も時に必要で、そういったノウハウを子供たちに身に着けることが必要ではないかと思います。
教育の現場はたいへんなことは承知ですが、ぜひそのような改革をお願いしたいと思いますね。