昨日のブログ。
自分の心にとめときたくて、メモ代わりに、書いときました。
改めて…。
京セラの創業者であり、KDDIの創業者でもあり、日本航空再建の立役者でもある経営の神様、稲盛和夫さんの名言。
KDDIを創業するときに、NTTの一党独裁では社会はよくならないだろうと、KDDを設立することになったが、何度も何度も自分に問いかけたのが、タイトルの言葉だったというのは有名な話です。
昨日、あるプロジェクトのために、組織のトップの方にお会いし、プレゼンをしました。
トップの方から、『なぜあなたはそれを私達に提案するのですか』と率直に聞かれたので、相手方が受け取るメリットについて、津々浦々お話をさせていただきました。
プレゼンが終わり、その場を後にするとき、脳裏に
『動機善なりや、私心なかりしか…』
と頭をよぎったので、いそいそとメモ代わりに、ブログに記載したわけです。
結果はどうなるかわかりません。
もし、トップの方が私の提案を受け入れてくれて、そのプロジェクトが実行されるとき、本当に相手のためになるようなふるまい、行動をしなく、少しでも、私心が混じっているならば、私はそのトップの方に嘘をついたことになります。
例えば、100円のチョコレートを相手に売る行為も、相手の心やおなかを満たすために売ろうと思うのか、自分が単に100円稼ぎたいだけなのか、心の持ちようでまったく異なります。
でもその心の持ち方が、結果に大きな差を産みます。
相手が心から喜んでくれれば、その100円は尊いものだけれど、そうでなければ、ほんとうに卑しい100円になります。
自分の心は弱く、安きに流されてしまいます。だから、常に律していかなくてはいけません。
『動機善なりや、私心なかりしか…』
もう一度自分に問いたいと思います。