
男の人と、女の人では、地元に対する気持ちは異なるみたいですね。
妻と話をしていても
「私のふるさとはやっぱり生まれ育った丹後だなぁ」
と言っています。
彼女の人生で、生まれ故郷で過ごした時間と、こちらに嫁いできた時間はそろそろ拮抗しそうな感じだけれど、やはり幼少に過ごした地域には、特別の思い入れがあるようです。
好きかきらいかと聞くと、
「好きになるようにとは思っているけれど、自然にそうなっていくのであればいいけれど、無理にそうなっていく必要もないのだし…」
とも。
確かにそのとおりで、だから、わたしが地元に思い入れを持っていろいろやっていることに対してはけっこう冷静に、また客観的にみているようで、時に
「そりゃ地元のエゴじゃないの?」
と鋭い突っ込みを入れてきたりします。
地元をに媚売るんではなく、自然とそうなっていくのが、大事なんだろうと思います。
自分が地元が好きだから、それを押し付けようと時にしてしまうこともあるかもしれません。
自分がおいしかったものは素直に美味しいといえばいいだけであって、それを相手に共用して、
「うまいから食え!」
って言っているのと似ているのかもしれません。
自分がおいしそうに食べて、すなおに
「めっちゃうまかったから一回食べてみたら」
と気軽に言って、食べるもよし、食べないもよしで、そこは相手の判断にゆだねないといけないわけで、地元が愛が強すぎるとついついそうなってしまうことは反省しないといけませんね。