昨日は、伝統ある青年会議所の『兵庫ブロック会員大会』
我が美方青年会議所では、この大会を8月例会としていることもあり、出席というほどたいそうではないですが、顔出ししてきました。
昨年ぐらいから、兵庫各地の『いちおし』のお店や、食べ物を出展する形式になっていて、美方青年会議所は、世界が誇る但馬牛の『牛串』を出店していました。
企画、運営はすべて現役メンバーがやりましたが、わたし自身はいてもいなくてもまあどっちでもいい存在でして(笑)、終始バックヤードで見てるだけとなりました。
今年は、直前理事長という肩書をいただいていますが、OBとなっている今、よほどのことがない限り、役割はありません。
むしろ、自分がいまになっても、一青年会議所のメンバーと同じ立場で活動するのでは、『青年』の会議所の精神に反することでもあり、老兵は去るのが筋ともいえます。
みんなの奮闘している姿を見守りつつ、会場をあとにしました。
同じ同期で理事長をやってきたメンバーもちらほら顔を見ましたが、一様に『気が楽だー』とぼやいて?おり、責任を全うしたというホッとした感がありましたね。
ただ、OBになった今、青年会議所からまったく足を洗ったのかというとそうではないと思っています。
OBたちが果たさなければいけないのは、青年会議所で培った経験、ノウハウ、人脈をフルに活かし、今こそまちづくりに尽力することです。
青年会議所の会員減少は、どの青年会議所も掲げる最大の課題です。
地域に住まう青年に未来と希望が持て、『自分たちも青年会議所で活躍したい』と思えるようになるには、OBが、いまこそ、地域でどんどん活躍して、まちづくりの実績をあげていくことだと思います。
『あの市長はJCのOBらしい。いまのノウハウの基礎は、JCで学んだことみたいだ』
あの企業の社長は、JCのOBらしい。最初は小さな企業だったけど、JCで学んでぐんぐんと成長した』
こういう話が地域で飛び交うようになれば、興味も沸いてくるというものです。
老兵は、現役の活躍をじっと見守りつつ、まちづくりにより一層励んでいかねばと心新たにしたのでありました。