昨日、一昨日と、ハチ北ジュニアスキーチームの夏合宿が行われました。
私は途中から参加でしたが、昨日は子どもたちといっしょに、鉢伏山登山にチャレンジしました。
中学生と2年の息子、二人がお世話になっています。
私もコーチの一員に加えていただいているものの、監督におんぶにだっこで、ほとんどコーチの役目を果たせておらず、いつも申し訳なく思っています。
スキーをやっていない人たちからすると、奇異に映るかもしれませんが、うちのチームは夏も陸上トレーニングのこのような合宿をやっているんですね。
スキーを実際に滑る期間は、4ヶ月くらいですが、その頃にちゃんとパフォーマンスができるように、こうやって夏も体力づくりに励んでいるんですね。
また夏合宿は、親御さんたちとの交流の場でもあり、さまざまな情報交換もできて、とても有意義な会になったと思います。
どのスポーツもそうかもしれませんが、こどもにスポーツをさせる目的は、さまざまです。
トップアスリートを目指す人あり、社会人としての成長の一助であったり、仲間づくりであったり…。
みんな大なり小なり、それぞれの目的を包含しつつ、人によって、そのプライオリティは変わっています。
私は、正直いうと、子どもが優秀なアスリートになってほしいという欲求も持ちつつ、一番の目的は、地域にとってなくてはならない人財になってほしいというのが、スキーをさせている目的です。
自分がトップアスリートになれなかったという、中途半端なかかわり方だったからかもしれませんが、ものすごく強く、トップアスリートになってほしいという願望が少ないです。
現に、他の親から比べると、それに関わる時間は少ないし、どれだけ子どもにむきあってきたかを考えても、胸を張ってトップアスリートに育てているといえません。
将来的にプロスキーヤーとしてやってほしいという願望もないです。
私自身も多くの人生をスキーに捧げてきたし、それによって今の自分があるのは間違いがないので、スキーを通じて多くのものを学んでほしいとは思いますが、それはあくまで地域にとって必要な人財になるための、プロセスだと思っています。
なかなか思うようにはいきませんが、大事なことは、自らが考えて行動するということに、助力することでしょうか。
いくらこちらで、お膳だてしていい成績を納められたとしても、それは本人の意思とは無関係なところであります。
まずは自身が強くその思いを強くもち、それにむかって努力し続けるようにしむけていくことができるようにならなければと思います。