
ゲストハウスに夜遅く到着したものの、何も食べていなかったのですが、今さら、繁華街に行って食事をする気にもなれず、かといって、コンビニで腹を満たすのも悔しい…。
というわけで、近所の居酒屋さんへ…。
中に入り、とりあえず生ビールを頼む。
で、腹ごしらえに、と思ってあたりを見回しますが、メニューがない。うろたえていると…
おかあちゃん「おにいちゃん、嫌いなもんあるー?」
私「いえ、特には…なんでも大丈夫ですけど」
おかあちゃん「焼きサバあるし、これにしときー」
おかあちゃん「味噌汁あるけどインスタントでいいー?」
とほんとにインスタントの味噌汁が出てくる。
おかあちゃん「納豆たべるー?」
私「僕、納豆大好きなんですー」
と出てくるが、ごはんがない。ごはんがないと、やっぱり納豆は決まらない…。
私「あっ、ごはんいただけませんかねー?」
おかあちゃん「ごはん、さっきでなくなってもーてん」
おかあちゃん「ちーんしたやつでもいいー?」
私「まあ大丈夫です…」
おかあちゃん「じゃちょっと留守番しといてなー、買ってくるわー」
私「…」
しばらくすると、おかあちゃんは戻ってきて、サトウのごはんらしきものを買ってきてチーンして出してきた。
これで、納豆ごはんが無事におなかに納まりました。
おかあちゃんのでたとこ勝負なメニューがたまらなくいいですね。
旅のつもりはなかったけれど、すっかりローカリズムな旅のような一日がたまらなく気持ちいいです!
しっかり帰りには、電話番号を交換してしまいました…。