慣れた自分が恐ろしい | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

空前のランニングブームにあやかり、私もなんちゃってランナーで走っていますが、平地のほとんどない私の回りは坂だらけで、ひたすら上るか、ひたすら下るかです。

以前は、わざわざ平地が続く場所に移動して走ったりもしてましたが、自分はランナーではなく、トレイルランナーなのだ!と思いこめば、なんともトレイルランに適した環境が周囲に囲まれているのはなんともすばらしいことなのだ!とほくそえんでおります。

さて、先日もちょっと気がむいたので、山に走りに行ったのですが、鹿が何頭も前を横切っていきましたし、森の中を走って(歩いて?)いると、ケンケン(←という言い方がただしいのだろうか)とけたたましく鹿の声が鳴り響いていました。

そして、田畑に目をやれば電柵をはっていない場所を探すほうがまれで、だいたいが鳥獣害対策を施しています。


よく考えてみると、20年前ぐらいには、鹿を目撃することは稀でしたし、鹿の鳴き声を聞くこともあまりなかったのですが、今や、鹿と遭遇するのは、もう日常茶飯事の出来事になってしまいました。


鹿に遭遇するとドキッ!とびっくりしたものですが、いまは、もう驚きも何もありません。

人間の慣れっていうのは怖いものです。


兵庫県のデータによると、鹿は確かに増え続けているようですね。

読売新聞のデータより


このような状況が当たり前と思わない自分たちの感度をあげることが今一度必要かもしれませんね!