昨日は、妻方の親族の法事があり、妻方の家族が一同に会しました。
私は、妻方の親族に会うのをいつも楽しみにしています。
義理の兄と父は、それぞれがパン製造業を営んでいて、妻の叔父は建築家、また妻の叔母は表具店を営むなど、それぞれが事業家であるため、いつも多くのことを学ばせていただけるからです。
昨日は、『先義後利』という言葉を教えていただきました。
人にとって大事なものがまずあって、利はそれからである。
経営にとっては、利は欠かすことのできないものです。
しかし、なんのために利を追うのか、その目的を突き詰めないといけない。
まずは目的は義であり、人の幸せ、人としての正しい生き方、それを求めていくことが大事であって、それを追求した結果が利なのだと…。
頭の中で分かっているようで、案外そのことをわかってはいないですね。
理屈はわかっているけれど、魂の奥底にまで刷り込まれているのか…。
話を聞きながら、自問自答しました。
けれど、利を求める浅はかな自分がそこにあり、義で生きていない。
まだまだ未熟者です。