結局、その土地にあったものしか残っていかないんですよね。
イノベーションをなんとかおこしたくて、あちこちいろんなものを見に行きました。
今もアンテナを張り巡らして、成功事例があれば、見に行き体験するようにしています。
あーこういうのいいなーうちもマネできるんじゃないか…。
そんなふうに思ったりするのですが、歴史・文化などの背景がまったく異なることを差し引いて考えなくてはなりません。
なぜここが何百年も人の営みがあったのか…そのことをしっかりと踏まえなくてはいけません。
中山間地は、それほど全国津々浦々あるけれど、寒冷地、温暖地、急峻、平坦…その違いをよく見極めないといけません。
60億の人が世界中に住み、1億2000万人が日本人でとなるけれど、一人ひとりはやはり個性があり、特性があります。
だから、その60億分の一に適した生き方があるはずで、地域もそこしかない生き方があるはずです。
例えば、私が住む村岡はやはりなんといっても、圧倒的な積雪量がある地域であるという特性を踏まえないといけません。
スキー場が関西一だと呼ばれる所以は、もちろんそこでがんばっておられる企業によるところは大きいですが、その豊富な積雪量にあるのは間違いのない事実です。
スキー以外にもその特性は活かせるはず…。
そのためにも、もっともっと地元を知らなければなりませんね。