ブログを書きかけて眠さにまけて寝落ちそうになり、とりあえず書いたらあんなブログになってしまいました。
何もない一日などないわけで、普通に仕事をしていても、そこは大切な経験を積み上げた一日であります。
デスクワークをしていても、前進のためなら、それはその人にとって貴重な一日。
なんとなく、大きなイベントがあったり、普段と違ったことをすれば、特別な経験をしたと思いがちですが、請求書を確認したりするような一日であっても、それがなければ、支払いも発生しないわけで、大事な作業の一つと考えると、それは貴重な一日に変わりありません。
さて、昨日は、村岡高校の学校連携推進委員会に出席。
地域の一員として、会議に参加させていただき、今後村岡高校がどのような学校にあるべきかの意見を述べたり、考え方を聞いたりする会議でした。
26年度の村岡高校の取組について、校長先生、教頭先生などから報告がありました。また、出席者の各委員さんから、それぞれコメントがありました。
印象的だったのは、保護者のおひとりが発言されたコメントです。
『子どもは入学したての頃、どちらかと消極的で、何か言われないとできない子どもだったけれど、高校2年生ごろから、目的をもつようになりました。
私は、こどもの将来に対しては、地元に残ることにこだわらずに、都会にでて働きたいのであればそうすればいいし、残りたければ残ったらいいと思っていました。
しかし、こどものほうから、地域に戻って地域をよくしたい、しかしそのために手に職をつけないとここでは生活できない、だから進学して手に職をつけて、こちらで生きていくと言ってくれて、とても変わったなーと思い、親としても感謝しています。』
地域に誇りをもって、生き抜くぞというこどもさんの決意みたいなものを感じ、ちょっと涙が出そうになりました。
都会で暮らすのと、田舎で暮らすのとどっちが厳しいって、それぞれに厳しさがあると思います。
ですが、やはり一般的に言われるように、『生活の利便性』ということでいえば、おそらく田舎で生きるほうが不利なこともあると思います。
私が感動したのは、自分の生き様を自分で選択して決意したことです。
それも、自分本位ではなく、他人(地域)のために生きるという決意です。
そういう人はきっとどんな障害があっても乗り越えて行けるたくましさを身に着けていると思います。
村岡高校『地域にとってなくてはならない学校づくり』を目指して、日夜努力を重ねておられます。
こういったすばらしい人材を育成されていること、
校長先生をはじめ、関係するすべてのみなさんに、心から敬意を表したいと思います。