先日こんなことがありました。
あるプロジェクトをすすめていくために、ある担当者と打ち合わせを行い、これでいける!と思って、別の機会に他の人と
『こんなふうにすすめていくんですがね』
と話をしてみたところ、その方から以前実施した失敗をもとに、懸念される事項を伝授いただきました。
もし、私がこの会話をしていなかったら、そのプロジェクトは早番行き詰まりをみせていたかもしれません…。
10人いれば10人の蓄積した経験値があります。
それらをどう組織としてシェアしていくのか…本当に難しい問題です。
セクショナリズムが横行すると、あるセクションで失敗したことを他のセクションでも同様にやっているかもしれない。
風とおしのいい組織を作ろう!というのはよく理解できます。が、それを実現するのは、そんなに簡単ではありません。
もちろん仕組みとしてこれらを共有することは可能であると思います。
今なら、SNSもあるし、これらがうまく機能すれば、いろんな情報が共有されていくことができます。
しかし、SNSとて、その情報はみんなが知っておいたほうがいいなぁと、その人が思い、そこにつぶやかない限り、表に出てくることはありません。
最終的に、情報共有化できるか否かは、一人ひとりのマインドにかかっていると思います。
そのためには、やはり最終的には信頼関係をしっかり築いていく以外にありません。